本戦前にプロアマ戦が10日間にわたって実施されたり、スコアボードを持ったラウンドガールが各組について回ったり。
27日まで行われた実業家の前沢友作氏が手がけた「前沢杯 MAEZAWA CUP」はなにかと話題を呼んだが、中でも一番の目玉は2人の女性選手が出場したことだろう。
89位タイだった菅沼菜々と91位タイの寺西飛香留(ひかる)。堂々のプレーで観客を沸かせ、新規大会を彩った。
ともに主催者推薦での出場だった。ただ、女子ツアーですでに2勝を挙げた25歳の菅沼に対し、24歳の寺西の経歴は独特だ。
昨年8月、今季の男子ツアーの出場権を懸けた予選会を女性で初めて受験した。規定内(82位タイ)の49位に入り、晴れて女性初のツアープレーヤーになった。
兵庫県出身で4歳のころに初…